愛知県東部、東三河の中央に位置する新城市は、県内2番目の広さとなる499平方キロメートルに、約5万人が暮らしています。「三河の嵐山」とも呼ばれる桜淵公園や、霊鳥仏法僧(コノハズク)の棲む山として全国に知られる鳳来寺山等、特徴ある地形や豊かな植生、美しい景観が点在し訪れる人を魅了しています。また、長篠・設楽原の戦いの舞台としても有名で、長篠城址や設楽原古戦場では戦国ロマンを肌で感じることができます。
受け継がれる戦国の息吹。こころ躍る大自然
鞍掛山の南西斜面に広がる棚田。その標高差は約210m。山の湧水がもたらす原風景がそこにあり、素晴らしい景観を生み出しています。
鳳来峡を流れる宇連川の両岸に宿が立ち並ぶ温泉地。利修仙人によって開かれた湯谷温泉は1300年の歴史があり、「日本名湯100選」にも選ばれています。
江戸初期に新城城主が豊川沿いに桜を植えたのが始まりといわれる桜淵公園は、春には桜、秋には紅葉が美しく一年を通して楽しむことができます。
盆の精霊送りと悪霊鎮送の意味を込めて乗本地区の万灯山で毎年8月15日に行われています。万灯は約6mの縄の先につけられ、勇壮な若者が力強く頭上で振り回します。
標高695m。山全体がほぼ原生林におおわれており、秋は鮮やかな紅葉に包まれます。鳳来寺山には日本三大東照宮の一つ、鳳来寺山東照宮があります。